口腔内に直接挿入するスリーウェイシリンジの先端を滅菌することは衛生面において一般的になっています。当医院でも純正シリンジの滅菌操作を行ってきましたが、メーカーによってはシリンジ内外部の劣化が早く、完全に壊れないまでもエアーと水の分離が次第に悪くなる傾向がありました。また、純正シリンジの値段は決して安価ではなく、滅菌操作での労力といったコスト面についても考えさせられることが多い状況でした。
そこでフィードから販売された「【気軽に交換】FEEDスリーウェイシリンジチップ」を使用しました。形態が適切で扱いやすく、エアー圧や水圧も十分に機能しました。使い捨てのためサックバックの心配もなくなりました。複数メーカーのチェアユニットを導入している医院でも、メーカーごとのアダプターを使用することで先端チップはこのチップで統一できます。そして一般の保険診療はディスポをメインに、症例によって純正シリンジを併用して使っています。
患者さんへの安全性とスタッフの労力軽減に、とてもよい商品であると思います。