カテゴリーから探す
保護めがねを着用したときに視力に影響を与え、目の疲労、ひいては頭痛などの身体の不都合が起こらぬようにレンズについて以下の通り規定されており、これをクリアするよう明示しています。
どのような経緯においても、屈折力が0±0.12m-1であること
屈折力0±0.12m-1とは、焦点距離【f】に換算するとD=1/f=1/0.12、f≒8.3mとなり、8.3m以上の焦点距離を持つレンズでなければならないということになります。(度が入っていないこと)
中心から直径40mmの範囲において、どのような二経緯間においても屈折力の差が0±0.12m-1であること
屈折力の差は、レンズの表面がきれいな球面でなく、その精度が悪いと生じます。(レンズにゆがみがないこと)また、精度がよいものでもレンズの光学中心から離れるに従い、差がでてきます。
0.16cm/m以下であること
平行度とはレンズに対し、直角に入った光がレンズを通過してずれる角度のことをいいます。0.16cm/mでは、レンズを通過した光が1mの地点で0.16cmずれることになります。
視感透過率が85%以上であること
視感透過率とは人が目に見える割合を意味します。視感透過率85%以上であれば、非常に透明度が高く視力への影響はありません。
視感透過率が85%以上であること
直径約22mm、質量約44gの鋼球を1.27~1.3mの高さから自由落下させ、この衝撃によりレンズが割れたり、亀裂が入ったりしないこと。また、レンズが枠から飛び出さないことなどを規定しております。