DentalX Mirrorは、コードレスで取り回しもとても簡単。患者さんにiPadを持っていただき、直接動画を見ながら説明ができるので、例えば歯肉の炎症など今まで伝わりにくかった口腔内の状態を分かりやすくお伝えできるようになりました。コンタクトカリエスの撮影や、ちょっとしたカリエス処置の治療の流れも追っていけるようになったのも有難いですね。操作も簡単でiPadがあればすぐに動画撮影もできるので、iPadユーザーさんでしたら特にオススメですね。

DentalX Mirrorは、マイクロスコープに近い画像が得られるので大変重宝しています。髄腔の中も容易に観察ができますから。顕微鏡の先にカメラが付いた、そんなイメージですね。さらにDentalX Mirrorのシステムを導入することで、マイクロスコープではすぐにできなかった患者さんへのプレゼン、病態や治療の前後、結果、効果などをシームレスにお話することができるようになりました。これが痛みの原因だったんだと、納得してスカッとした患者さんの笑顔を見ると嬉しくなりますね。DentalX Mirrorのおかげで患者さんと充実したコミュニケーションが図れるようになり、本当に有難いです。

DentalX Mirrorは、その名の通りデンタルミラーと同じ感覚で使っています。歯面の細かい表面性状や肉眼ではわかりにくいバイオフィルム、クラックなどを鮮明に映し出すことができますし、動画で撮影して静止画で切り出すこともできます。iPad上で拡大表示されるので、実際にはミラーよりも多くの情報が得られます。さらには、診察中に患者様に手鏡の代わりにiPadを持っていただき、お話をしながら口腔内を見せることだって可能です。まさに、患者様と術者がリアルタイムで情報共有できる、これまでにないまったく新しいコンセプトのツールですね。

DentalX Mirrorは、写真・動画とも撮影可能であり、高画質であるため専門知識がない患者様にも撮影部位の状況を理解していただきやすいと感じています。コードレスなので取り回しが簡単で置き場所にも困りません。また、ドクターがDentalX Mirrorで見ている像をそのままiPadにダイレクトに映すことができるので、ドクターは確認できるのに患者様は確認できない、というもどかしい状況を解決できます。トラブルが起きている部位を手軽に見ていただくことによりコミュニケーションが深まり、治療の進め方に納得していただけるシーンが多くなりましたね。まさにDentalX Mirrorは、患者様とのコミュニケーションツールです。

これまでいくつも口腔内カメラを使ってきましたが、動画を撮ったのはDentalX Mirrorが初めてでした。動画を見たことがない患者様も多く、食い入るように見てくれますし、理解も深まりますね。当院は予防中心なので、最初に歯の現状を患者様にしっかり理解してもらうことが重要です。食べかすであれば素人の方でも付着していることがわかるのですが、プラークや脱灰などは見てもわかりません。そんな時にDentalX Mirrorを活用すると、現状の理解だけでなく、生活習慣などどういった原因があって今に至っているのか、そして未来に対してどういった処置が必要か、ということまでお伝えできるのが素晴らしいです。

DentalX Mirrorはコードレスで使い勝手がいいので、ちょっとした患者様への説明や保険診療の算定要件を満たす写真撮影に向いていると思います。動画で撮影すると歯肉の発赤や歯垢の残存などがよくわかりますし、根管治療での根管明示にも利用できるため、患者様への説明・ラポール形成にも役立ちます。現在はメンテンナンス患者様を中心に写真撮影とその写真を用いた説明を行っていますが、今後は画像記録よりも動画中心の活用へシフトし、スタッフ一人一人にDentalX Mirror1本を持ち与え、日常の診療を円滑化したいですね。