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考案者/川崎市 平井歯科医院 平井順先生
精度の高い補綴物を作成するためには、印象採得が命です。
中でも歯肉圧排は、歯冠形成や印象採得において特に重要な役割を担っています。
私の開発した圧排器は従来の様に歯肉溝に圧排糸を押し込むのではなく、歯と歯肉の間に圧排糸を挟み込む要領で、歯周組織へのダメージを最小限に抑え、術後の疼痛も起きないことを意図して作ったものです。この圧排器は先端や側面を症例に応じて、術者が使用したい方向への圧排が可能です。
■使用方法
刃先を歯面に当て、圧排コードを歯周ポケット内に巻き込むように挿入します。
臼歯頬側部への適用例
臼歯舌側部への適用例
臼歯遠心側部への適用例
臼歯近心側部への適用例
前歯舌側部への適用例
向きを変え唇側の歯肉圧排にも使用できます。
前歯唇側部への適用例
向きを変え舌側の歯肉圧排にも使用できます。
前歯遠心側部への適用例
反対側は前歯の近心側・遠心側の歯肉圧排に使用します。