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歯科医院経営には、幅広い知識と経験が求められます 本連載企画では、歯科領域にまつわる様々な分野でご活躍中の方々に、 多彩な経験やデータ等から導き出された見解・持論をシリーズで語っていただきます。
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R.Sommer:Further studies of small group ecology,Sociometry 28:337-348,1965
向かい合う、横に並ぶ、2人で机を挟むなど、目的により位置を決定する必要がある。
というA,B,Cの3つに設定し、2人の目的を「会話」「協働作業」「同伴作業(一緒にいるが作業は別々)」「競争」にわけ、それぞれの目的毎に被験者がどの位置を選ぶかを調べた。その結果「会話」には60%強がAの30度を選び、2割がCの向かい合いを選んだ。「協働作業」では80%強がAの30度を選んだ。「同伴作業」では約5割がCの向かい合いを、3割強がBの90度を選んだ。「競争」では約7割がCの向かい合いを、2割強がBの90度を選んだ。
面接では、一般的に90度の位置が推奨されます。しかし人間の距離の好みは、人によって、相手によって、提案や問題の内容によって微妙に変わるので、戦略的に応用すべきであると言えます。診療中においてはクライエントはユニットで、話し手はDrチェアーとなる場合がほとんどであるため、話し手が椅子を動かし、治療相談や保健指導、健康教育などの場面、場面でコントロールを行う様になります。
カウンセリングにおいて、Cの位置では医院理念の伝達、コンセプト説明など、クライエントへの導入の段階で使用し、医療としてのきっちりさを、しっかり伝え、クライエント理解度を伺うポジション。
Bの位置ではクライエントに対しMC(メディカルコーディネーター)が90度、歯科医師が180度に入る。口腔内を触るDrと触らないMCの役割分担となり、MCはクライエントと医院との橋渡し役となり、専門家とクライエントの“間”に位置します。
Aの位置は、診療を終え、ほっと、気が緩む瞬間、もしくは抜歯になるなど疾病に対する処置を受け止めるなどのタイミングとなります。資料を一緒に眺める位置をとり、これから一緒に治療や予防に取り組む姿勢へと導く、サポーティブなポジションとして活用します。
次回は【チェアサイド編】アシスタント・歯科医師とクライエントとのポジショニングについてご説明します。