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歯科医院経営には、幅広い知識と経験が求められます 本連載企画では、歯科領域にまつわる様々な分野でご活躍中の方々に、 多彩な経験やデータ等から導き出された見解・持論をシリーズで語っていただきます。
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歯科衛生過程5つのうち、最も臨床導入が優先されるべき「歯科衛生アセスメント」。今回は、形態学的病変の分類を前号のおさらいを含めご説明します。
ほとんどの病変は、正常な皮膚や粘膜に比べ、隆起状、陥凹状、あるいは平坦に区分される。
隆起した病変は、平坦な皮膚や粘膜上に見られ、水疱型と非水疱型がある。
水抱型病変は液状成分を含み、多くは軟らかく半透明である。小水疱、膿疱、水疱の形をとる。
非水疱型の病変は硬く液体を含まないもので、丘疹、小結節、膿瘤、プラークとして見られる。丘疹、小結節、膿瘤は基底部の形態で分類される。●図1に示すように有茎性病変は細い茎部で付着しているが、無茎性病変は病変部に一致する広い基底部をもっている。
陥凹した病変は、皮膚や粘膜より窪んで見える。外形は規則的または不規則で、陥凹部の辺縁は平坦または隆起していることがある。深さは通常、浅い、深いと表現する。深い病変とは3mm以上の深さのものをいう。
深く陥凹した病変は潰瘍であり、上皮が欠損し結合組織が露出する。陥凹部の中心は灰白色から黄色で、紅色の辺縁に囲まれている。潰瘍は隆起した病変 (小水疱、膿疱、水疱)が自潰して形成されることもある。
浅い陥凹した病変で、欠損は上皮内にとどまり、上皮下の結合組織にまでは及んでいない。
平坦な病変は、正常な皮膚や口腔粘膜と同一の面としてみられる。孤立性あるいは多発性の病変として存在し、形は規則的または不規則である。斑点は周囲の皮膚や粘膜と高さが同じ限局した病変で、周囲の正常組織と色の違いで認識される。
次回は、口腔がんの発見方法についてお話します。