83Manutenzioneお手入れの方法Macchie汚れ、染みの落とし方①ユニフォームをハンガーに掛ける時は、ラインを保つためにジッパーを締め、ボタンは掛けておいてください。汚れをチェックし、もし汚れがある時は早めに落とすよう心がけてください。②ユニフォームはラベル表示に従い、頻繁に洗濯をしてください。その際、色の濃いユニフォームと色の薄いユニフォームを一緒に洗うことは避けてください。③血液などの有機物の付着したユニフォームや汚れのひどいユニフォームは、必ず冷水で前洗いをしてから本洗いをしてください。血液が付着している時は、いきなり高温で洗うことは避けてください。布地の中で血液が凝固して落ちなくなることがあります。また、染み抜き剤は布地を傷めることがありますので注意が必要です。できるだけ普通の石鹸のご使用をお薦めします。④洗剤をよく水に溶かしてから洗濯をしてください。濃縮洗剤や液体洗剤は本来、低温で短時間に衣類を洗うためのもので、衣類を傷めることがありますのでご注意ください。なお、柔軟剤の併用をお薦めします。⑤普通のお手入れに最適な水温は、布地のカラーによって異なりますので洗濯ラベルをご確認ください。また、全ての布地はサンフォライズ加工(防縮加工)が施されていますが、あまり熱い水温で洗うことは避けてください。⑥塩素系漂白剤は、色落ち、黄ばみ、また布地の耐久性を弱める原因となりますのでご使用をお控えください。滅菌のためにどうしても必要な場合は、酸素系漂白剤で、漂白剤の製品ラベルに表示されている使用上の注意をよくお読みの上、希釈してからご使用ください。⑦自動乾燥機は100℃以上の高温になるため、コットンの縮みの原因になります。どうしても乾燥機にかける必要がある場合は、完全に乾燥させずに、少し湿った状態でスイッチを切り、後は自然乾燥させてください。⑧洗濯の後は、濡れたままハンガーに掛けて干してください。その際、ジッパーを締め、ボタンは掛けておいてください。⑨スチームで湿気がなくなるまでアイロンをかけ、通気させてから保管してください。⑩クレゾールでの消毒や120℃までのオートクレーブでの滅菌が可能です。ただし、高温によるある程度の縮みは避けられません(ボタン等付属品は取り外してください)。汚れや染みは、できるだけ早く落とすことがなにより大切です。付いたばかりの汚れや染みは比較的容易に落とすことができますが、時間が経過すればするほど、落としにくくなります。汚れや染みは、その成分により落とし方が異なります。下記をご参照ください。血液食物こげ口紅コーヒー脂インク錆香水樹脂ワックスアンモニア水を数滴加えた冷水で洗う。下にタオルを敷き、染みの部分にソーダ水を垂らし軽くたたく。12%の過酸化水素水とアンモニア水を数滴加えた冷水で洗う。白いパンでこする。ミネラルウォーターで洗う。染みの部分に石鹸を付けてから洗濯する。下に吸引紙を敷き、90%アルコールを垂らし軽くたたく。スタンプインクは、コットンにアルコールを少し付けて染みに当てる。低濃度のショウ酸をスポンジに付けて染みが消えるまで軽くたたき、次にアンモニア水を染み込ませたスポンジで軽くたたいてから、水で洗う。過酸化水素水を染み込ませたコットンで軽くたたき、酢酸を数滴加えた冷水で洗い流す。テレビン油を染み込ませたコットンで軽くたたく。ナイフでワックスを丁寧に擦り落とした後、2枚の吸引紙を染みの表と裏に当て、アイロンをかける。色付きのワックスの場合は、エタノールを染み込ませたコットンで軽くたたいた後、アイロンをかける。
元のページ ../index.html#83
歯科医院・歯科技工所様向けの通信販売サイトです。
この先のページは医薬品・高度管理医療機器などに関する情報が含まれています。当サイトは国内の医療関係者の方々への情報提供を目的として作成されています。一般の方への情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。